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ぐるぐると

いろいろ考えました。
ちょっとひとりで飲んでいるので脳みそもぐるぐるです。
昔から口から産まれた子だねあんたはと言われるように
偉そうに
とにかく喋るわたしはあまりにも無知で
その感じは嫌だので
いろいろ本を読むわけですが。

いつだったかな、クーリエジャポンという雑誌がはじまって
それはつるんつるんのわたしの脳みそでも理解ができる言葉たちで
日本や世界のたくさんを教えてくれるのでたまあに買います。


日本には55の原発があって
そんな日本は地震大国である。

原発は恐ろしい。
でもたとえば
世界中のそれらを全部なくして
それでも今と変わらずわたしたちが電気を必要として
その穴埋めをすると今度は石炭やガスの使用量が増加
二酸化炭素の排出量がぐんぐん増え、温暖化が進む。

ちょっと本当にわたしは頭が悪いのでこんな解釈でいいのかいまいち自信がないけれど。

だいぶ前テレビで
原子力発電によってうまれた高レベル放射性廃棄物を
どう処理したらいいと思いますか?
という質問に何人かの人が、ロケットにのせて宇宙に捨てたらいいと思うと言っていました。

とおくとおく自分とはかけ離れたところへ。

ぞっとしました。

小学生の頃、社会科見学で行ったゴミ処理場で
あまりの臭いにみんなで大騒ぎして
文句ばかり言っていたら
先生がぴしゃりと一言。

これはわたしも含めあなたたちが出したものでしょう?
それを
一生懸命片付けてくれる人がいる。
そこでいったいどうして
そんな言葉がでてくるの、と。

実家の近所にゴミ処理場建設計画が出たときも
みんなが言っていました、よそでやってくれ。

よそって。
じゃああんたいままで1つもゴミを出したことがないって言うのかい
とお父さんがぼやいていたな。

極端な話
本気で地球を守りたいなら
もとの姿に少しでも近づけたいのなら
人間が絶滅するしかないよ
と社会学かなんかの先生が言ってました。

もうここまでくると生きててすいませんみたいになっちゃうけど
でも生まれてこれたのだし
まだまだ生きていたいし
東京の便利さにかまけて生きている私は
知ることから始めなくちゃいけない。
と思いました。

この暮らしを手に入れた背景には
どんなリスクをともなっているのか。
わたしなんかよりもっともっと近くで
それを日常的に感じている人たちがいるということも。

去年から手伝いをしているハンモックやさんでも
よく言います。
みんな自分のものじゃないから
平気でどろどろの靴で
よいしょって
いくら汚したって平気なんだ
自分のものじゃないから。

小さい頃
友達とかけまわった、
大好きな遊び場だった山に
たくさんのゴミが捨てられているのを知って
悲しくって
みんなで小さい体でおっきなゴミ袋背負って
拾って歩いたことを思い出しました。

大好きだったから、そこはあたしたちの、場所だったから
途方もなく悲しくなって
山がかわいそう
なんてよく泣いたものです。

そういうのはきっと
無くしてはいけない気持ちだろうし
だれのものでもだれのものでなくてもやっぱり
自分勝手に振る舞うのは
悲しい結果を生むことになる

あまりに無力ですが
取り急ぎ
知ることから、ですね。


どんな偉大な芸術家も
海の青や木漏れ日や
花々の生命力やその色彩は
やっぱり創りだせないから
それはずっと残していかなくちゃいけないんだと思う。



さあさ
胃が痛くなったので
おやすみなさい。

by seri0613 | 2011-05-03 23:42 | 日記  

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